日商簿記3級・受験してきました。【第162回簿記検定・実体験】

ぷち経済活動

本日2022年11月20日、日商簿記3級の統一試験を受けてきました。
試験時間の1時間と言うのは僅かに短いなぁ~と言うのが正直な感想です。
全く足りないというほどではないので、上手いこと設定しているなと言う感じですね。

しかし繊細さんとしては、やっぱり焦ってしまいますね。
頭が真っ白になっている間に、刻々と時間が過ぎていきます。



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第162回・統一試験を受けてきました

3級の試験は、午前中の1時間です

朝早くからバスと電車を乗り継いで商工会議所に出向いて、受験してきました。
9時からの部と11時からの部があるのですが、私の受験番号は9時の部になっていました。

どちらに割り振られるかは、商工会議所の方で決められるので指定はできません。

兵庫県宝塚市の会場で受けましたので、宝塚歌劇団で有名なJR宝塚駅そばのソリオ2の中です。
(阪急電車の改札口を出たらすぐ右側。)
ちょうど良い電車が無かったので、7:45頃駅に着いちゃいました。

日曜の朝早くなので、人いない・・・
商工会議所の玄関にも行ってみましたが、閉まってました。

阪急宝塚駅の階段


仕方ないので、周囲をウロウロ。
下記は、ソリオ1の商店街の入り口から、阪急・宝塚駅の方を見たところ。

小雨が降っていたからか、余計に人がいない。

阪急駅とソリオ2




申し込みは、期間の初日にした方がよいかも

私は試験申し込み受付期間の初日の夜に申し込んだんです。
ですけど、128人名中の最後から20番目くらいの番号になっちゃいました。

もしかすると、次の日に申し込もうとしていたらダメだったかも。

次回の統一試験は2月ですが、すぐに申し込んだ方がよいでしょうね。
迷っている暇はない!

それから、受験票はメールでPDFファイルが送られてくるんです。
お家にプリンターが無い方は、コンビニなどで印刷しておく必要があります。
受験中、机の上に置いて試験官に見せます。

早めに準備しておいてください。


20歳くらいの女のコが半数以上

集まった受験者をシゲシゲ観察。
9時の部は全体で50人以上いましたが、半分以上は20歳くらいと思われる女のコでしたね。
30代から50台という感じの女の人は10人くらい。

男も20代っぽい人が多く、30代や40代はいないようでした。
50代後半から60代と思われる人は3人だけ。

開始5分前のギリギリで入って来たのは若い男だけでした。
もっと緊張感を持てと言ってやりたくなりますね。


電卓は、思ったより本格的な物を使っておられない

簿記の電卓は絶対に12桁表示でしっかりした物を!
と聞いていたので、私は学校モデルに近い物を買いました。
(カシオ・JS-20WK)

しかし、今回の受験者の手元を観察すると結構安っぽい物を使っておられましたね。
中には、\300くらいではないかという小さいもので受けられている方も。
(絶対に12桁じゃないよね。)

まあ、3級の試験では7桁くらいの計算しかしないので、これでも問題ないでしょうね。
暗算でもできなくはない計算が多いです。
本格的電卓は、定価で買うと高価ですし・・・
(メルカリの中古品なら、\4,000程度で買えます。)

カシオDSシリーズのようなどっしりとした大型の本格的電卓は3人くらいだけでした。
席から見える範囲だけですが。






自己採点では、う~んどうだろう?という感じ

過去問のパターン

過去問にチャレンジしてみた方はお分かりと思いますが、試験は全部で5問です。
第1問、第2問、第4問が比較的小さい穴埋め問題や選択問題などです。

そして、第3問と第5問が実践的な問題です。
残高試算表や財務諸表を作りなさいと言うものですね。
これに時間がかかるんですよ。

今回はちょっと過去とは違った感じでした

でも、今回はちょっと違う感じでした。
内容を詳しく公表すると失格になるそうなで、詳しくは言えません。
ただ、過去問に無いタイプの問題が1つありました。

合格基準の70点は厳しいかもなぁ~と言う感じでしたね。


次の試験で受けられる方は、過去問に出ていなかった項目も確認しておいた方が良いと思います。
問題作る人も、毎回同じじゃ飽きちゃいますよね。

もし不合格だったら、次回2月の試験でお会いしましょう。




簿記は学問でなく、”武道”だ!

実感としては、簿記は学問ではないですね。

理屈(ルール)を憶えるのは難しい事ではないと思います。
でもそれを素早く、無意識に正確に出来るかは別問題。

これには鍛錬あるのみでしょうね。
有能な方はすぐに出来るのかもしれませんが、筋金入りの凡人の私には全く無理でした。

弓道の方の話を本で読みましたが、自分で判断して矢を放つのではなくが腕に降りてきたときに放つのだそうです。
鍛錬を繰り返して、体が自分で反応するようになっているという事ではないでしょうか。

簿記も同じように、無意識に勘定科目を分類して正しい計算ができるようになる必要があります。




こんな感じで取り組んできました

試験の直前2週間は、ひたすら過去問、過去問、過去問

習うより慣れろ!
無意識で手が動くまで、やるしかない。

理論をすべて憶えて組み立てられるような頭を持っていないので、動物的な条件反射に頼るしかありません。

どうせ同じような形式の問題が出るのだろうから、過去問に慣れておけば何とかなるんではないか?
という事ですね。
(初めに述べたように、今回の試験では少し裏切られたわけですが。)


間違えたところをスマホにメモ

過去問を解く中で、自分が間違えたり見落としたりしがちな部分が見えてきます。

そこをスマホのメモに残していきました。

  • 会計年度は4月~3月だけじゃなく、1月~12月のこともある
  • 備品は、取り付け費も含めて1行にする
  • 仕入の運賃も、仕入に含める
  • 繰越利益剰余金は、決算では損益
  • 従業員は預り保険料、会社は法定福利費
  • 来月の家賃は、今期の費用ではない
  • 売上数から、返品数を引く
  • 過去に処理済の貸倒が取り立てできた→償却債権取立益
  • 商品、先出先入法の時の単価は最終の単価
  • 電卓のメモリークリアを忘れずに

これを試験会場に行く電車の中で眺めながら、再確認していきました。
参考書を全体的に眺めるより、効率がいいと思います。


今回、合格できたかどうかまだわかりません。
(合格は発表は1か月後くらいらしいです。)
ですが、一通り理屈を学んだら、後はひたすら過去問に取り組むというやり方は間違っていないと感じました。

→不合格でした・・・(2022年12月5日追記)





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