【新NISA】インド株は、証券会社が倒産しても保護される?【新興国株】

インドのおこぼれ

新NISAがスタートしました。
岸田総理ありがとう、お願いだから増税しないでね。

インド株に全力だぁ!
でも・・・証券会社が倒産した時に、インド株も日本株と同じように保護されるんでしょうか?
不安で寝られない・・・初夢どころじゃないなぁ。




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証券会社も破綻(倒産)する

会社は倒産する、日本でも外国でも

2008年、アメリカで第4位だったリーマン・ブラザーズが破綻。
世界的な金融ショックの引き金となって、消滅。
救済されませんでした。

日本でも1997年山一証券三洋証券が破綻しました。
山一証券・社長の映像は今でもたまにテレビで流れますね。

金融業界はみんなつながっています。
ですので、何かが起こるとあっという間に影響が広がります。

今お持ちの口座がある証券会社も例外ではありません。

私たちが知るのは、倒産してからです。
前もって言ってはくれませんから、解約する時間は無し。
おそらくニュースで知ることになるんでしょう。


その昔、子供を通わせていた英会話スクールのNOVAが倒産したことがありました。
10回分の前売り券を買った直後でしたが、払い戻ししてもらえなかったんです。
(今はしれっと、別の経営者の元で復活していますが・・・)


銀行預金は、1000万円まで守られる

銀行預金は、銀行が破綻しても1000万円まで保護される仕組みになっています。
正確には、元本1000万円とその利息。
(利息の付かない当座預金などは、全額保護されます。)

預金保険機構と言う機関が、倒産した銀行に代わって払ってくれます。
→万が一金融機関が破綻した時

一般国民(庶民)に安心してもらうためなんでしょう。
富裕層の方は、何か別の手立てをお考えください。

株はどうなの?

株式などの証券はどうでしょう?
顧客の証券などは、証券会社の財産とは別に管理しなければなりません。
そういう決まりになっています。
ほふり(証券保管振替機構)に預けられます。

ですから、証券会社が倒産しても証券などが無くなることはありません。
倒産した時に証券会社に借金があったとしても、私たちの財産がその支払いに使われることもないのです。

ですから、1000万円以上あっても大丈夫です。
上限は無く、1000万円を超えていてもすべて保護されます。


ただ・・・証券会社が決まりを守っていればの話です。
もし分けて管理されておらず、倒産までに使われてしまっていたら無くなっているかもしれません。

そんな時のために、「日本投資者保護基金制度」と言うものがあります。
日本投資者保護基金からお金が戻ってくることになっています。
1人当たり1000万円までですが。

引用:大和証券


上の図のように、証券会社投資会社がつぶれた場合。
私たちの財産は、信託銀行が安全に守ってくれている。
最悪、その信託銀行がつぶれた場合でも、日本投資者保護基金が1000万円まで弁償してくれるというイメージです。


庶民の私は、これで十分です。
インドのおかげで富裕層になったら、何か方法を考えます。
(なるんか?)






預金や証券は、保護されていると言うが【例外あり】

ドルなどの外貨預金は守られない

預金は、銀行が倒産しても1000万円まで保護されます。

しかし、例外があるんです。
ドルやユーロなどの外国の通貨である外貨は対象外です。
→万が一金融機関が破綻した時

守られているのは、日本円での預金になります。

ですから、アメリカの高金利に期待したドルでの預金は保護されません。
三菱UFJみずほなどの日本の銀行の口座であっても、外貨は守られません。

冷たいねぇ・・・

FXは分別管理で守られている

外貨預金は全く守られていないのですが、FXは株式などの証券に似た方法で守られています。
※FXとは? 円高や円安などの動きや、金利の差によって利益を得る取引

信託保全という仕組みです。
預けたお金は、銀行や証券会社ではなく別の信託銀行と言うところで保管されます。

ですから、銀行や証券会社が倒産しても大丈夫です。

外貨預金よりは、FXの方が倒産時のリスクは少ないです。
ただ、日本円と外貨の金利の差は見ておかないと損してしまうこともあります。
→FXとは?(SMBC日興証券)


外貨預金とFXの比較については、下記の記事がわかり易いです。
→リベラルアーツ大学・外貨預金の代わりにFXを使うべき5つの理由

引用:リベラルアーツ大学






外国株は、別の仕組みで保護されています

米国株は、分別管理で保護される

S&P500投資信託などのアメリカの株式は、証券保管振替機関に預けられます。
因みに証券会社に預けたドルは、同額の日本円として信託銀行に預けられているそうです。

ですので、日本の証券会社が倒産しても守られています。



肝心のインド株はどうなのよ?

インド株もアメリカと同様に、保管機関に分別して預けられます。
仕組みとしては安心できるものになっているようです。

2008年(平成20年)日本のほふり(証券保管振替機構)とインドのCDSLと協力関係とを結ぶ書類に調印をしました。
→ほふりとCDSL の情報交換と相互協力に関する覚書に調印


この保管機関がちゃんとしていればですが・・・

アメリカは大丈夫だと思いますが、インドはどうでしょうか?
この件については、ネット上でも不安の声は聞かれません。
大丈夫なんでしょう。

信じましょう・・・





以上、参考になればうれしいです。
最後まで、お読みいただきましてありがとうございました。




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