最近話題になっているNISAって、どこで買えるんだろう?
今さら他人に聞くのも、なんだか恥ずかしい・・・
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NISAは、入れ物です
NISAは売っていません
NISAは売っていません。
と言うか、NISAは物の名前ではありません。
NISAは、場所の名前です。
自動車を置いておくところは、駐車場ですね。
写真画像や動画のデータを置いておくのが、クラウド(サーバー)。
大事なお金を置いておくのが、銀行口座ですよね。
それらと同じような物です。
NISAは、あなたのお金を置くところ
NISAは、銀行で作った口座と同じように口座の名前です。
NISA口座って呼ばれています。
銀行でも作ることはできますが、証券会社で作ることをお勧めします。
(↓理由は下の方で述べています)
そこに、あなたのお金を置いておきます。
正しく言うと、お金でそこにある金融商品を買います。
商品と言う名前ですが、目に見える物は何もありません。
昔はお札のような紙でしたが、今では本当に何もありません。
スマホやパソコンの画面に、数字として表示されます。
銀行の通帳に、数字が印刷されるようなものですね。
大事なお金は、分けて持とう
この世の中に、100%安全な場所はどこにもありません。
頭(理屈)ではわかっていますが、気持ち的にはどこかにあるんじゃないかと期待してしまいますよね。
でも、無いんです。
少しでも、ましな生き方を見つけていくしかありません。
リスクは分散させて、薄めよう
こんな格言があります。
卵は一つのカゴに盛るな
一か所にまとめて置くと、何かあった時にすべてダメになってしまう。
という事ですね。
分けておけば、残りの卵は無事に食べることができます。
年金の運用をしている年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)さんの説明がわかり易いです。
アイスクリーム会社とおでん会社を例に上手い説明をされています。
→分散投資の意義③卵を一つのかごに盛るな

お金の置き場所のひとつ
あなたのお金を置いておく場所。
①銀行、②自宅(財布やたんす)、③証券会社
他にもありますが、多くの人が利用できるのがこれらでしょう。
この中で、②自宅はおすすめしません。
自宅で持っておくには現金や宝石などになりますが、火事や地震が起こればおしまいです。
もしかすると、強盗を呼び寄せてしまう事にもなりかねません。
やっぱり、①銀行、③証券会社のような会社に置かせていただくのが安心でしょう。
その会社が大きいから安心なのではなくて、あなたと同じようにお金を預けている人の数が多いからです。
もし、銀行や証券会社が何か悪いことをした場合に、多くの人と団結して抗議することができます。
日本人だけでなく、海外に住むアメリカや中国の人たちも味方になってくれるでしょう。
安心ですよね?

銀行で預金も悪くないけど、目減りする
今までの常識で考えると、銀行に現金を預けるのが安心なような気がします。
でも冷静に考えて見ましょう。
銀行にお金を預けていても、利子(利息)は僅かです。
多くの銀行で、普通預金の利率は年0.0010%。
例え100万円預けていても、1年後にもらえる利子は10円です。
10年でも100円程度ですね。
それに対して、数年前に5万円で買えたスマホと同クラスのスマホが8万円くらいしませんか?
高級機種になると、20万円に届きそうです。
自動車はもっと値上がりを感じます。
600万円程度するトヨタのクラウンは、約20年前は300万円でも買えました。
30数年前のバブル景気の頃は、150万円未満のモデルも有りました。
現金の値打ちは、ほぼ確実に年々下がっていきます。
物の値上がり(インフレ)=お金の価値が減った
どこの国でも起こっている変化です。
人類がこれからも進化していくとすると、インフレは進んでいくのでしょう。
ほぼ確実に価値が徐々に減っていくわけです。
けれど、この減っていくことを受け入れるのも一つの考え方ですね。
理解して(納得して)いるのでしたら、それもいいと思います。
お金が減っていくのに合わせて徐々に枯れていくのも清々しいですし、価値が減った分だけ工夫して節約するとか、仕事を頑張ってより多く稼ぐとか。
別の対策をして、少しでも足せていければいいですね。

お金の価値を守りたい
私のお金を守りたい!
お金を守るという事は、通帳の数字が減らないように守るという事ではないです。
欲しい物が買える力を守りたいという事ですよね?
だったら、お金(現金や預金)ではなく、価値が変わらないか上がる物に変えておくことがおすすめです。
有名ブランドバッグや人気自動車でも良いですが、きれいな状態で持っておくのは大変です。
ちょっとでも傷付けてしまうと、価値が下がります。
そこで便利なのが、株式投資なんです。
ただの数字なので、保管状態に気を使う必要はありません。
その株式などを置いておけるのが、証券口座です。
証券口座の中で株などの金融商品を買って、置いておくことができます。
口座を作るのにお金は要りませんし、月々のレンタル料金もありません。
それどころか、証券会社によっては、あなたが金融商品を持っている間ずっとポイントがもらえたりします。
※正しく言うと、金融商品によっては持っている間に僅かですが費用がかかります。
信託報酬と言いますが、良心的な商品なら本当に僅かです。
ポイントはお金として使うことができます。

NISAは税金が無料
証券会社の口座は3種類ある
銀行に口座を作る時にも種類がありますよね?
普通預金や当座預金などです。
個人の場合は、ほとんど普通預金ですね。
それと同じように、証券会社での口座も種類があります。
証券会社に申し込むと、この2種類が自動的に作られます。
①一般口座と、②特定口座です。
そしてもう一段階手続きすると、③NISA口座を作ることができます。
①一般口座と②特定口座は、利益が出ると約20%の税金がかかります。
それが、③NISA口座の中では利益が出ても0%です。
税金を払う必要がありません。
給料をもらっても、遺産を相続しても税金がかかります。
でもNISA口座の中ではかからないんです。
増税が続く日本でこれを逃すのは損だと思いますが、いかがでしょうか?
NISAとは、こんな口座
NISA制度は約10年前に、国によって作られました。
→NISAとは?(金融庁HP)
そして、今年2024年から内容を拡充して再スタート。
1年間に投資できる金額が、360万円と大幅に増えました。
積み立て投資しかできない120万円と、積み立ても一括もできる240万円です。
両方合わせて、360万円なんですね。
この最大360万円で買った金融商品がどんなに増えても、税金を1円も払う必要はありません。
もし仮に2倍になったとしても、無税です。
増税を繰り返している政府が作ったとは思えない、夢のような制度です。
また、このNISA口座の中で買うことができるのは、政府が選んだ商品だけです。
詐欺師が入り込む余地はありません。
安心ですよね?

究極の選択だが、いつでもやめることができる
確実に少しずつ減る未来 vs 増えるか減るかの未来
別に今に始まったわけではないのですが、生きていくには何かを選ばなければなりません。
じっと動かない方を選べば、少しずつ世の中から置いて行かれます。
徐々に貧しくなっていくわけです。
逆に勇気を出して行動すれば、豊かになって行けるかもしれません。
大きい失敗をして、より貧しくなってしまうかもしれません。
どっちが良いかではなく、あなたがどちらが好きかだけです。
・現金や預金・・・少しずつ価値が減っていく
・NISA口座(株式投資など)・・・増えるかもしれないし減るかもしれない
だれか他人に相談して、決めてもらうことではありません。
(相手がプロであっても、親友であっても・・・)
ご自分で決めることですね。
特に銀行や証券会社の窓口に相談すると、手数料の高い商品を勧められるだけです。
窓口に行っても、○○奈々さんや○○花さんには出逢えません。
私は、自分で決めて自分で後悔するという事を信条にしています。
いつでもやめることができます
NISA口座を作っても、いつでもやめることができます。
雑誌の購読や駐車場の契約ではないので、1年間とかの期間が決まっているわけではありません。
自分に合わないなと思ったら、すぐにやめられます。
証券会社に連絡して、解約すればお金は戻ってきます。
その日の株価によっては少し減ってしまうかもしれませんが、勉強代だと割り切れるレベルだと思います。
アパートを借りたり自動車を買ったりするよりも、よっぽどハードルは低いです。
どこでNISA口座を作ればよいの?
どこでNISA口座を作ればよいの?
もちろん、証券会社です。
銀行でもNISA口座を作ることはできますが、おすすめしません。
手数料が高い商品しか選べないんです。
それに対して、証券会社であれば手数料が激安の金融商品も選ぶことができます。
NISAの代わりに保険はどうですか?
なんてCMも始まりましたね。
これも手数料の塊りです。得するとは思えません。
証券会社で申し込むとして、
更にできるだけ費用を節約したいのであれば、お店の窓口に行くのではなくインターネットから申し込みましょう。
インターネットからと言うのは、スマホやパソコンを使って申し込むという事です。
実際のお店が無くインターネット専門になっている証券会社があります。
(SBI証券や楽天証券、マネックス証券など)
→SBI証券
→楽天証券
→マネックス証券
また、お店のある従来からある証券会社でも、インターネットから申し込むコースがあると思います。
窓口に行ったり電話で申し込むと、手数料が高いコースになってしまいます。
しかし、インターネットで取引するコースにすると、手数料が安くなっていることが多いと思います。
お金を守ろうとして、逆に高い手数料でお金を減らしてしまうのはもったいないですよね。
以上、参考になればうれしいです。
最後まで、お読みいただきましてありがとうございました。
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