日商簿記3級・統一試験を3回受けてみた感想【実体験】

ぷち経済活動

昨年の5月に思い立って、11月の統一試験※を受験。
※宗教団体の統○教会とは一切関係ございません。
 商工会議所で行われる、筆記で回答する試験の事でございます。


不合格だったので、その後2月・6月の合計3回受けてきました。
ようやく、簿記のイメージが体にしみ込んできた感じです。
→日商簿記3級・受験してきました。【第164回簿記検定・実体験】



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やっぱり簿記は学問でなく武道、練習あるのみ

当然ですが、試験なのでふさわしくない者を排除するために行われます。

実際に受けてきた身として感じるのは、こんな感じです。
知識が足りない者を落とすというよりも、簿記のルールが身についている者を合格させるという方針で行われている。

なので、考えながら(思い出しながら)答えていると、若干足りないように時間が設定されているのではないかと思います。

問題を見た瞬間に手が動く状態ならないと、合格できないのではないかという感想です。

まさに弓道で言われる神が腕に降りてきた瞬間に矢を放つという状態になる必要があるわけですね。
体に叩き込むと言うか、しみ込ませるというか。



試験時間の60分はとっても短い

最近の試験内容は、大きい区分けで3問構成になっています。

第1問、問題が多く時間がかかる

第1問は、細かい仕分けなどが十数問ほど集まった物。
1つ1つ考えていると、そこそこ時間がかかります。

簡単なタイプの問題なのですが、いちいち考えていると意外と時間がかかってしまいます。
塵も積もれば山となる
です。

第2問、頭が真っ白になり時間がかかる

第2問は2問程度の小さい問題なので、慣れているタイプの問題ならばあっという間に終わります。
配点も少ないので、一旦飛ばして最後に回す人も多いようですね。

私も今回は飛ばして、第3問を先に取り組みました。

ちょっとひねくれた問題なことが多いようです。
なので内容が理解できずに引っかかってしまうと、時間を使ってしまいます。
繊細さんは、頭が真っ白になってしまうんですね。


第3問、ミスが無いかのチェックに時間がかかる

第3問がラスボスです。
合計試算表や、貸借対照表と損益計算書を作れというタイプの問題です。
当然時間がかかりますね。

それに多くの計算や判断が必要ななので、ミスも連発します。
チェックして修正するのにも時間を使ってしまいます。

ここには、30分くらい用意しておきたいところです。




小さいことを積み重ねる事が・・・イチロー先生その通りです

アメリカのメジャーリーグ(野球)で、アジア人初のシーズンMVPを獲得。
イチロー氏のとっても有名な名言がありますね。

小さいことを積み重ねる事が、とんでもないところへ行くただひとつの道だと思っています。

引用:2004年・年間安打記録を破ったときの記者会見にて

簿記3級は入門資格なので、とんでもないところではないです。
でも2回落ちてみて、甘い考えで合格できるところでもないなぁという事はわかりました。




頭の良し悪し関係なし、練習量がすべて

簿記全体では、複雑な取引もあるのだと思います。

でも、試験を受けるだけであれば(特に3級では)覚えることは多くありません。
私の頭の記憶容量でも対応可能です。

ただ、計算がめんどくさいんですよ。
借金の利息や原価償却費の月割り計算、特に年度をまたいだ物なんか最悪ですね。

それを淡々と機械的に、本当に機械になったようになることが必要です。

I am a machine

引用:映画ターミネーター3 T-850

やっぱり練習量だけがすべてですね。
(めんどくさいこと、この上なし。)

さあ、あきらめて練習しましょう。 思考停止が最強!


以上、参考になればうれしいです。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。



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